インナーサイレンサーの効果

インナーサイレンサーの目的

 

 

サイレンサーはエンジンの音量を下げるものとしてマフラーに内蔵されているのですが、車種やマフラーの種類によっては、サブサイレンサーとしてメインとなるサイレンサーとは別にもう一つのサイレンサーを持つ場合もあります。

 

これがインナーサイレンサーであり、音量低減効果の他にエキゾーストパイプの不等長の効果を改善する膨張室としての役割などを持っています。

 

例えばスポーツマフラーを購入してみたところ、以外に音がうるさいということでインナーサイレンサーを検討したりする人が多く、手軽に取り付けられるものですが、マフラーの内径とピッタリ合うインナーサイレンサーを装着しないと排気漏れが起きて効果が半減する点には注意する必要があります。

 

インナーサイレンサーという製品名もありますが、インナーバッフルという呼び名で販売されていることもあります。但しインナーバッフルという場合には、単純にエンドパイプの内径を絞るために金属製の円筒を挿入する目的のこともあります。これだと消音効果はあまり重視されておらず、エンジンの排気量や出力特性に合わせて排気効率を微調整することはメインとなりますから、事前に確認するようにしてください。

 

エンドパイプの内部に挿入される消音機能を持つものはインナーサイレンサーという製品名で、社外品のスポーツマフラーだとそのままでは音量が大き過ぎるためにインナーサイレンサーがオプション設定されている場合もありまする。こうしたマフラーの中にはインナーサイレンサー装着しないと車検に適合しないこともあります。